スクワランのお話

スクワランのお話 2015-09-03

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スクワラン

美容成分として多くの化粧品に重宝されているスクワランですが、その成分や特徴についてご存知ですか?
使用している化粧品に使われているけど詳細について知らないという方も多いのではないでしょうか。 是非この機会に知ってください!!
人間の皮脂の中には5〜10%のスクワレンが含まれており、15〜18歳の思春期を過ぎると減少すると言われています。
肌は新陳代謝を繰り返して新しい細胞に再生する働きを行い、その際スクワレンは細胞に酸素を送り新陳代謝を活発にしてくれているんです。
加齢とともにスクワレンが減少すると細胞に十分な酸素が行われない為細胞の老化が進みます。
スクワランを外から取ることにより老化を遅らせる効果が期待されるので、美容成分として重宝されているんです。
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 ■スクワランの成分はどうやって作られているの??

日本とフィリピン沖に連なる日本海溝の300〜1000メートルの水深に生息するアイザメ。
この深海サメの肝臓の油がスクワランの原料なんです。
サメから取られた油はスクワレンと呼ばれます。
この成分を蒸留・精製したものがスクワランとなるのです。
■アイザメってどんなサメなの??

アイザメは
スクワラン-Spualene-の名前の由来となるツノザメ科-Spualidae-に属する鮫です。
体長は1.0〜1.5メートル程度の小型で深海300〜1000メートルに生息しています。
深海性のサメは他の魚と違い浮袋が無いため、浮袋の代用となる肝油が発達してしていると言われています。
肝油(スクワレン)を多く蓄えることにより、酸素を確保しているのです。
アイザメの肝臓は体重の1/4と特に大きく、その85%が肝油(スクワレン)で占められています。大量のスクワレンのおかげで光が届かない過酷な深海でも生きられるのです。
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■スクワレンとスクワランの違いって何??

スクワレンは非常に変質しやすい性質を持っていて空気中の酸素と混ざり合うと酸化しやすく、そのままでは化粧品などに使用できません。酸化しにくい状態にする為、スクワレンを科学的に水素添加し分子を安定させたのがスクワランに変わるのです。
健康食品に多く使われているスクワレン。
酸化しやすいのに大丈夫!?と思ってしまいがちですがカプセルに入れるなど空気に触れないよう工夫され作られているから安心して接種する事が可能なのです。外から中からと同じ効果が期待できます。

■酸化してしまうとどーなるの??


十分に精製出来ていないものや純度の低いスクワランは不純物が多く酸化しやすいと言われています。
酸化したスクワランを肌につけ紫外線を当たると油やけなどのトラブルを起こし、
繰り返すことによりシミ・しわなどの原因などに繋がってしまう事も・・・
安いからといって買ってしまうと大変な事になってしまう恐れが有ります。
純度が高いものをご使用頂く事をお勧め致します。
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■安全性は本当に大丈夫??

スクワランの原料となる鮫の肝油の歴史は古く2000年以上も前から人々に重宝されてきました。
その後長い間研究され続けているのです。
また天然成分だから石油から作られた合成油脂と違ってお肌のトラブル少ないのです。

スクワランの特長!!(美容成分として期待される4大効果)

●肌の衰えを遅らせる作用
スクワレンは肌細胞に酸素を供給し新陳代謝を活発にする働きがあります。
スクワレンの減少により起こる肌老化の原因を外から補う事により肌の衰えを遅らせる効果が期待されています。


●もち肌
粒子が非常に細かく油っぽさが無い為、肌になじみやすく毛穴に詰まらないことから化粧品で多く使われています。また、浸透力に優れており少量でもしっかりと保湿ケアしてくれます。
古い角質を落とし、角質が固くなるのを防いでくれるので、加齢によって起こりやすいお肌の硬化を防止し、肌の柔軟性を良くして、みずみずしいハリのあるモチ肌効果が期待されています。

●ニキビ防止を助けます
殺菌作用に優れており、空気中のホコリや細菌からお肌を守ってくれる作用が有ります。
細菌から守ることによりニキビの原因となる細菌の繁殖を防いでくれるのです。

●敏感肌の方にも安心
純度の高いスクワランは酸化や変質の心配がほとんどないため化粧品成分の中でも最も早くから安全性が認知されています。
無色透明の天然系保湿剤と重宝され、人体で作られる成分と同じだから肌の弱い方でも安心してご使用頂けます。
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